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平成23年度JAPANブランド育成支援事業スタート 2011/7/25

2011.07.25|お知らせ

 当組合では、ヨーロッパ市場で府中家具ブランドの構築を図るため国に対して補助金を申請していましたが、昨年度に引き続いてJAPANブランド育成支援事業が採択され、今年度はイタリアのミラノで活躍されている3名のデザイナーと契約して、府中家具の特性をデザインに取り入れたヨーロッパ向けの家具を開発いたします。
 ミラノは、ファッションはもとより家具インテリアにおいても世界をリードし、常に最先端のデザインを発信しています。 昨年度行った市場調査事業では、府中家具は高度な加工技術を有しており、その品質はヨーロッパでも充分通用することが明らかとなりましたが、従来のままのスタイルをヨーロッパに輸出しても売れないのは明白です。 そこで、今年1月に当組合の委員がミラノに赴き、5名のデザイナーと面接して、カルロ・タンボリーニ氏、大城健作氏、フィリップ・ニグロ氏の3名のデザイナーと契約することが決まりました。
 先ずは、3名のデザイナーに7月25日~27日までの間、府中に滞在して頂き、この間にJAPANブランド推進委員会の開催や、商品開発を行う3社の家具メーカーを見学するなど、開発に向けた具体的な打合せを行います。
 その後は、インターネットを通じて日伊間で会議をした後、11月頃にデザイン画が提出され、来年2月中に試作品9点が完成いたします。 続いて平成24年度には、試作した商品の求評・改良や新アイテムを追加するなどして、ミラノで新商品の発表会を開催する予定です。