2003.10.15|お知らせ
広島県立東部工業技術センターでは、府中の家具メーカーなどと共同で高齢化社会に対応した木製の福祉用家具9点を開発し、10月15日~17日に東京のビックサイトで開催された国際福祉機器展に出品した。
開発に参加したのは、府中の宇野木工㈱、佐々木木工㈱土井木工㈱、松井木工㈱、森上木工㈱、㈱ワカバと福山の㈱中山家具の7社で、産地が有する技術ノウハウや人や環境に優しい木材の特性を福祉分野で活かすことを試みたもの。
製品は、身体支持や起立動作が楽に行え、高齢者や障害者の日常生活を支援することが出来る家具類で、何れも人間生活工学や生活リハビリテーションの視点を基に発想され、バリアフリーやユニバーサルデザインが採り入れられた。
なお、第30回目を迎えた同展示会は、期間中に13万8千人の来場者で賑わい、機能説明や対応に追われるなど、注目を集めた。
© Fuchu Furniture Industry Cooperative Association.