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上海 吉盛国際家具村レポート 2007/9/13~9/18

2007.09.18|お知らせ


出張スタッフと通訳女性

賑わうジャパンビンゴのコーナ

展示棟が建ち並ぶ国際家具村

 9月13日~9月18日まで上海吉盛偉邦国際家具センター (吉盛国際家具村) において世界家具上海調達大会が開催されました。調達大会とは、日本ではバイヤーのための仕入大会のことで、中国国内の有力メーカー170社と海外の20数社の有名ブランドメーカーの参加です。中国国内のメーカーは、深セン家具協会、台湾家具工業会、香港国際家具装飾協会等の協力もあり、充実した展示になっていましたが、日本及び海外の出展が少なく日本からの出展は府中、福山の 「ジャパンビンゴ」 だけの為、日本を代表して出品した形になりました。
 商品は前回、日本貿易振興会(ジェトロ)の支援で上海国際家具見本市に出品し、吉盛家具が買上げた商品を家具村に展示し、吉盛家具の販売員が商談する形になります。これに、府中の高橋工芸㈱、宇野木工㈱、福山の常盤家具製作所(有)、中山家具㈱の4名が販売応援するため上海へ出張しました。
 吉盛国際家具村は上海市内より車で40分程の距離にあり、従来の展示会場とは異なり各メーカーがテナントで出品する常設ショールームです。
 展示が終われば一般の小売店になる為、個々の建物も個性的で散策しても楽しい雰囲気の会場となっています。現在の規模だけでも20万㎡と大きな会場ですが、2010年には75万㎡とし、上海万博につなげる壮大な計画です。
 「ジャパンビンゴ」の商品は、国際家具館の入口に展示して頂き、多くの人に見て頂く事ができました。広洲の吉盛家具店や北京の大型家具店等が全商品を店舗に展示したいとの商談がありましたが、吉盛家具を通しての販売となりますので、正確な数量は分かりませんが中国の富裕層の求めるデザインや大きさ等、微調整の必要を感じます。
 中国は、世界の生産基地でもあり、また大きな市場として熟してきていますが、まだ日本からの出品が無く、これからの市場という状況の中で 「ジャパンビンゴ」 の中国上海吉盛家具での結果が注目されることになるでしょう。

(文筆 高橋正美)