ラスベガスマーケット出展商品完成 2007/6/19

2007.06.19｜お知らせ

　今年7月31日～8月3日までの間、米国ラスベガスで開催される国際家具見本市へ出品する商品がこのほど完成し、6月19日に開かれたＪＡＰＡＮブランド推進委員会と併せて報道陣にも公開された。
　この事業は、府中家具を世界に通用するブランドに育てようと府中商工会議所が窓口に実施している国からの補助事業で、今年で3年度目となる。出展企業は前回に引き続き、佐々木木工㈱、松岡家具製造㈱、㈱松創の3社で、今年1月の初出展の際に感じ取った米国富裕層の好みを積極的に取り入れて商品を改良したり新たなアイテムも追加した。
　佐々木木工㈱は、阿波の揉み和紙を素材にした 「結」 シリーズ12点で、赤や黒などアメリカ人好みの派手な色使いに装いを変え、前回評判だったオブジェ風な間接照明パネルのバリエーションを増やした。
　松岡家具製造㈱は、紫檀を素材にした 「御輿」 シリーズ5点で好評の階段箪笥に加え、新たにディスクオルゴールを備えたチェストなどを開発した。
　㈱松創は、日本の伝統技術を粋を凝らした 「礼」 シリーズ5点で、海外のお金持ちに人気のある天蓋付きベッドや、優しいベージュ色の白漆を使ったチェストなどを出品する。
　今回はメイン通路に面した非常に良い場所をもらい、主催者側の経費負担でお茶のお点前などを実演する日本フェアも催され、日本文化と府中家具を積極的にＰＲし、商談を成立させたいと意気込んでいる。