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中国国際家具博覧会で商談成立

2006.09.15|お知らせ

  9月11日~14日に上海で開催された 「第12回中国国際家具博覧会」 へ府中から宇野木工㈱、高橋工芸㈱、平井木工㈱の3社と、福山から㈲常盤家具製作所、㈱中山家具の併せて5社が出品し、世界から訪れた約8万人のバイヤーに高品質な備後の家具を売り込んだ。
 この事業は、昨年に引き続き日本貿易振興会 (ジェトロ) の支援を受けて(財)備後地域地場産業振興センターが窓口となって合同出品したもので、福山の2社は2年連続で出品したが、府中の3社は前回と入れ替わり何れも初参加。
 府中から出品した宇野木工(株)は、チーク材を素材にしたAVボードやドレッサー、ソファーなどをトータルに提案した 「座話」 シリーズを展示。平井木工㈱はブビンガの無垢材を用いたチェスト、テーブル、キャビネットなどの 「ダビンチ」 シリーズを出品した。
 一方、高橋工芸㈱は、世界のバイヤーが集まる展示会ということでヨーロッパ市場をターゲットにし、日本の伝統文化として世界的に知られる茶室をコンパクトにした 「さむらい」 シリーズを新たに開発。2m40cm角の畳の間を中心に屏風やテレビ収納ボード、座卓、ベンチをトータルに展開し、お茶席としての使用目的だけでなく蒲団を敷けば寝室として、また座卓を置いて団欒の間としても使えるよう提案した。
 地場産センターとして二度目となる今回の出品では、海外へ日本製品を輸出することを主目的に 「Japan Bingo」 という統一ブランドを立ち上げるとともに、45ページからなる共同の製品カタログを製作して臨んだ。
 中国の家具は彫刻などが施された重厚な家具が主流だが、シンプルで洗練されたデザインの日本の家具はひときわ目を引き、富裕層に関心が高いことから、シンプルな家具を求めている層が増えていることが伺えた。また、中国やヨーロッパの記者からも取材を受けるなど大きな反響があった。
 前回出品した際は、委託販売による引き合いは数多くあったが、先に買取ってリスクまで背負って日本の家具を売ろうとする業者はなかった。ところが今回は、中国で1・2を争う大手家具店の関連商社から今回出品した5社の商品をまるごと買い取る商談が成立し、日本の家具が中国の家具店の店頭に並ぶことになり、中国市場への突破口が開ける画期的な第一歩となった。

高橋工芸の「さむらい」シリーズ


会場での商談 (平井木工コーナー)