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パリ・ケルン国際家具見本市視察 2005/1/21

2005.01.21|お知らせ

 家具・インテリアの最新のトレンドや情報を収集することを目的として、会員企業や資材業者などから12名が参加して、1月14日~21日の6泊8日の日程で、パリ及びケルン国際家具見本市視察ツアーを行った。
 今回のツアーは、世界最大規模の見本市であるケルンメッセとパリ国際家具見本市の視察が主目的で、その他にパリ・ケルン市内の家具専門店を見学したほか、オルセー美術館では中世の家具などを見学し、タイトなスケジュールであった。
 商品の傾向を参加者から伺ったところ、箱物家具は減少し、脚物や薄型テレビ用のボード類の出品が増えていた。デザイン的にはクラシックな家具はほとんど見掛けなくなり、モダンでシンプルなものが多い。素材や仕上げについては、天然木を生かしたものとエナメルまたはUVで木目を隠ぺいした塗装の家具と二極化しているように思える。天然木の商品では、ウォルナットや黒檀に似た濃い素材を使った商品が目立っていた。また、アルミやガラスなどの異種材を上手に使った商品が目を引いたと、見本市の印象を話していた。

ケルンメッセ