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ニューヨーク出品の商品完成 2008/11/27

2008.11.27|お知らせ

 府中家具の海外ブランド化を目指して実施している 「JAPANブランド育成支援事業」 において来年1月25日から4日間、ニューヨークで開催する展示会出品商品が完成し、マスコミ関係者などへ披露された。
 同事業は国からの助成を受けて府中商工会議所などが平成17年度から取り組んでおり、最終年度の今回、ニューヨークで府中家具の個展開催が実現した。会場は五番街にある「フェリシモ ニューヨーク」で、建物は築後一世紀を経ており歴史的建造物に指定されている。 また、最先端のデザインが展示され、ニューヨーカーの注目を集めている場所でもある。
 出品企業は、佐々木木工㈱、松岡家具製造㈱、㈱松創の3社で、ニューヨーク在住のデザイナーや建築家がデザインしたテレビボード、階段箪笥や灯篭などをイメージした小振りな家具、北米産の高級材マドローナを使ったジュエリーボックス、紫の漆に塗られたイスやテーブルなど新作19点を製作した。
 ジャパンブランドの事業としてはこれが集大成となるが、今後アメリカ市場へ販路を開拓していくためのスタートラインに立つことが出来、出品者は「世界の経済、文化の中心地で府中家具の魅力を積極的にアピールしたい」と意気込んでいる。