2006.07.15|コラム
家具産地 「広島県府中市」 では、1994年府中市市制施行40周年を記念して特産品のタンスを使ったユニークなタンス太鼓が開発されました。
外観は普通のタンスですが、上置きの扉を開けると大太鼓、引出しを抜き出すと小太鼓が出てきます。
タンス本体は府中の家具メーカー、高橋工芸㈱が製作し、皮の部分は日本で最も古い伝統を持つ石川県の㈱浅野太鼓に依頼。
太鼓は丸いもの、という常識を破った初めての四角い太鼓で、音のほうが心配でしたが予想以上に響きも良く、専門家も文字通り太鼓判を押しています。
演奏を終えて収納すると箪笥になりますので、そのまま保管できます。
地元の和太鼓愛好グループ 「備後国府太鼓」 の演奏風景
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